漢詩体系 詩経-上-1966年-青木-正児 なかなかの大きさと重さの本が24冊きました。
大体一冊800円前後、いやぁ、安い安い。
あと私の場合、出品者さんとの相性がよかった。
一冊一冊フィルムに入っているし、すごくぴったりと段ボールに入っていた。
箱がちょっとボロいだけで、中の本は美品。
元々が装丁の綺麗で丁寧な本なので、満足。
なにせ、表紙が布張りだよ布張り。
しかし、1966年当時で三千六百円ってすごい強気のお値段。
その代わり中も外も素晴らしい。
で、何が素晴らしいって、解説。
解説がとにかく充実している。
なにせ、500ページ近い本で上下巻だ。
詩経をそこまでの分量で解説してくれている本はない。
なにせ本文そのものは300篇ちょっとしかないので、元の分量そのもので言えば多くはない。
なんで、本文の数十倍もの文字数での解説がある。
その解説も伝統的な解釈の分量が多い。