とうとうアマプラに入ってしまったわけですよ。
正確に言えば、アマプラにプラスして角川のメンバーシップを登録。
なぜなら、自分がオタクではないことに気がついてしまったから。
と、言うのは嘘なんですけど、半分本当かもしれないけど、あれです、数千円で映画を見放題とかいいじゃないですか。2作品ぐらい見たら元取れるし。
何せ帯状疱疹やってから大きな音や光の点滅にめっぽう弱くなっているので、家でみるしかないわけです。映画を。
と、いうことで、いろんなものを見たので感想を。
金田一耕助シリーズ
これが狙いでアマプラ入ってようなもんです。
映画も大昔のドラマシリーズもほとんど見た。
やっぱり楽しい。面白い。
ほとんど見た。
書を捨てよ町へ出よ
サブカルっていまだにこの手法だよ、すごいよ。これ一個見たらサブカルは履修済みでいいよ。今更語ることもないです。
サブカル必修科目。
心霊ドキュメント「心霊マスターテープ」「心霊マスターテープ2」
エンタメ〜テレから出ている、ドキュメンタリーチックホラー。80年代にレンタルビデオとして流通していた謎のビデオ。そのビデオについて調べているうちにあれよあれよと訳がわからなくなっていく。
ドキュメンタリーチックホラーなので、現実っぽい何かです。
本当にあった呪いのビデオとかが好きならお好きなはず。
ゼイラム
特撮ヒロインバトルものの金字塔だと思う。
これに影響を受けてる人はいっぱいいるくせに、これの話をしないのは卑怯だと思う。
これ、桂正和キャラデザでアニメもあるよ。
90年大特撮必修科目。
血を吸う粘土
ある芸術家の怨念が詰まった粘土を使った美術予備校の生徒がひどい目にあうってだけの話。
ようは、粘土モンスターですよ。
最後の最後のオチがカタストロフィ。
アナログな特撮がすごいよ。
C級ホラーテイストだけど、ツボタケは押さえてくれる感じの作品。
カルト
あびる優があびる優役で出るって時点で不安感満載。何をいってんだお前って感じだけど、その通りなんだもん。
監督がどこまで本気なのか、冗談なのかわからなくなり不安になる。
下手なCG、大根な演技、唐突に出てくるビジュアル系ホスト風の霊能力者、まさかのオチ。
しかし、すっごく面白い。
人に勧めるのは気がひけるが、面白い。
面白いんだけどなぁ……。しかし、人に勧めにくい。
エログロではないのに……。
たぶん、これは呪術●戦の元ネタだと思う。2013年の映画だから、こっちのが先。
z級ホラー。
監督はホラー映画好きだったらわりと知ってる人だと思う。
Cure
90年代にはやったJホラー系……といって仕舞えばそれまでなんだけど、今まで見たJホラー系のなかでは最高峰でいいと思うし、Jホラー系だけでは収まらない美意識を感じた。
映像の端の端まで繊細なバランスで撮られている。
美術作品的なライティングの場面が多数出てくるんだけど、役所広司の顔がそれにうまくハマっている。
明治大正時代の建物で、それが最高にホラーな雰囲気なんだけど、それだけには収まらない。
一見ストーリーは難解なんだけど、おそらく、画面的な構成のほうが先にあってある映画だと思うので、あまりストーリーについて考えない方がいい。
おそらく、心理学や精神医学ではなく、話の真相は「リング」みたいなもんだと思う。
つまり、精神医学用語が多用されているオカルト映画っていうか。
そういうの、90年代流行ったよね、といわれればそれまでなんだけど、90年代ホラーでは一番いい映画。
Cureとカルトは全く方向性が逆なんだけど、同じぐらい面白かった。
人に勧めるならCureなんだけどね。