そもそも、原始のコンピューターは八卦なわけです。で、八卦って暦を作るための天文学から作られたもので、言うならば文字以前のカレンダーなわけですね。
そのため、コンピューターと占いって相性が良かったりします。
で、現行のスカラー型と呼ばれているコンピューターの弱点はなにか、といえば、ランダムの生成が下手つーこと。ゲームでもプログラミングを間違えると、双六ゲームなのに出目が予測できる、なんつー仕上がりになったりします。
で、暦の知識がないと農業ができないので、皇帝つーのは、自分の暦の発効や元号につよくこだわるわけです。
で、私の想像ですが、量子コンピュータ時代になるとどうなるのか、です。
攻殻機動隊とか、ブレードランナー、ニューロマンサーみたいになる、と言われていますが、個人的には、人間はそうそう簡単に肉体を改造したりしないだろうとおもうのです。
じゃあ、大企業による占有社会になるか、といわれれば、多分そこまでならない。通信機器や通信会社は大きくなるとおもうけど。
量子技術によって取引が、安全になるから、誰でも起業できる時代が来る。
コンピューターはどんなに進化しても、基本的に八卦であろうと。
どちらかといえば、ネットと神経繋いだりとか、肉体を強化する方向というより、遺伝子工学を利用した、もっと身近な病気の予防や治療に使われると思います。癌になりやすい環境、遺伝の人がわかりやすくなり、それを簡単に予防できる、みたいなかんじ。糖尿病も幹細胞をつかった膵臓再生で三日で治る、みたいな。
完璧な人間を目指す、というより、体質や持病を個人個人の個性として見なせる時代になるかも。
漢方みたいに西洋薬を飲む時代ですな。
西洋医学と東洋医学の垣根がなくなる。
つーか、漢方の成分からどんどん新薬が開発されたりして。
で、1番変わるのは農村や郊外の生活。
産業は農業。
ようは、確率的な計算が早くなるので、
天気の予測、気象の予測も高確率で当たるようになりますな。そして、現代の天気予報より高度かつ長期間計算できる。スパコンで長時間かけなければできないことが一瞬でできるようになる。
そうなると、作付けとか、収穫の段取りが、より高度な予測から行える。
中継装置はどんどん小型になっているので、農村にも緻密なネットワークが作られる。それでもって、害獣対策や農作、畜産などにかかわる人工知能技術が発展する。
5 Gの中継装置って、信号に取り付けられるぐらい小型なんで、電柱や、市役所、町役場、学校、公民館などにとりつけたら農村にも高度なネットワークがつくれる。
それが後期になると、量子技術がはいってくるので、その時代になると、東京の大学病院にいる医者が田舎の診療所におかれたロボットで遠隔手術、なんて世界。量子となると、距離とか関係なくなるから、そこにいる人をロボットアームで手術するのと変わらなくなる。
逆に、畑にロボットおいて、涼しい部屋から遠隔作業なんつーことも可能になるかもしれない。
ロボットまで、行かなくても、色んな装置をタイムラグなしで操れる。
農業が辛そうな仕事っていうイメージではなくなり、兼業農家が増える。
災害予測も高度になるので、田舎で暮らす際の災害のリスクが都会と変わらなくなる。
あつかえる情報量のケタが違うから、北陸や東北の兼業農家のおっとさん、おっかさんが、東京本社にホログラムで会議に参加、みたいなかんじになるかも。
大学の講義とかもそうなったりして。
先生が講義室にいて、生徒の半数がホログラムとかな。
都会のデパートでも、ホログラム画像になって双方向でお買物、、、
逆に都会がネットワーク化されすぎて息苦しくなり、田舎暮らしが流行る、とか。
タワマンはスラム化するかもね。、
自動運転で、都会に行けるから、田舎にいても都会にいても変わらない、みたいな世界。
つーことで、電気自動車で都会に行けるぐらいの郊外がらまた人気に。
自分のためのアナログな趣味が大流行するね。diyとか、楽器演奏とか、油絵とか。
その結果、都会は遊びに行くところ、つー位置づけになって、アナログな娯楽、演劇やライブハウス、ゲーセンとかが流行。
一番の娯楽は、人間最後のアナログ分野である、食事。とにかく、食に金をつかう時代が来るね。
自動運転になっても、タクシーのドライバーつーのは必要で、今の人力車のお兄さんみたいな存在でいたりして、、、。
で、量子通貨は、偽造やハッキングの心配が少ないし、記録に残るから脱税がしにくい社会に。そのかわり、露天商や大道芸人にやさしい社会に。
ようは、産業革命が田舎から都市に人を移動させ、環境汚染から逃れるために郊外に住むというライフスタイルを生んだのだから、その逆がもうそろそろ来てもいいじゃないか、つー話です。