さて、結構前に、11月の段階でイタリアの北部の献血検体のうち2%が新型コロナの抗体を持っていたという驚きのニュースがあったんだけど、日本のメディアはスルーだ。コレは悪意があってやってるのかと思っていたが、おそらく、本とに日本のメディアは意味がわかっていないのだろう。
ようは、献血をする人ってどういう人? ってことですよ。
「ついこの間スンゲー熱と咳が出たんだけど、献血行くわーー」って人珍しいでしょ?
ってことは、去年の11月の段階で、無症状の感染者がたくさんいたってことだよ。
こうなると、症状のある感染者も多かったってことだ。インフルエンザの季節だということもあるが……。
ウィルスの発生源の特定にはあと4、5年かかると思うし、意外な地名が出てくると思う。
(これが自然発生で、去年の7月に閉鎖されたメリーランドのフォートデトリック研究所が関係ないなら、だけど。またここが731関連なんだよね)
で、何か武漢にだけ特有な事象といえば、世界軍人オリンピックなんだよなぁ。
武漢の前の韓国では、開催した後に韓国でMARSが流行してるんだよなぁ。
で、悪意があって欧米各国が隠していたわけでないとするなら、中国がどこの国よりも先に、ウィルスの遺伝子分離に成功し、WHOに報告したということだ。
トランプは中国ウィルスとか言ってるけど、話は逆だ。
中国が見つけるのがあと一月遅かったら、人類はまじでヤバかった。
マジで、あれだ、ジョン・ホプキンス大学のいう通り、6000万人が死ぬような事態だったわけだ。(しかし、去年の11月にこんなお誂えなシュミュレーションを出しているのもなんだかなぁ。WHOへの報告が12月30日だぞ)
コレってつまり、どういうことっていえば、遺伝子工学で中国に欧米が負けているってことだよ。
そして、IT技術でも負けているってことだ。
なんか頑張って、日本もCOCOAみたいなの作ってるけど、運用でも質でも負けてるんだよなぁ。アメリカも似たようなアプリあるらしいけど、効果あるならもうちょっと感染者がコントロールできてるよな。
で、中国のこれが、国家が主、企業が従だと思うと間違えるわけ。
むしろ逆。
企業の方が早く動いて、国家がサポートしている形のものの方が多い。
中国ITにある程度詳しければ、アリババやテンセントがどういう動きをしていたかわかる。
で、最も幸運だったのは、農村部へのIT進出がちょうど進んでいたことだった。
あんだけ広い国の農村部にITを敷くのは骨が折れる作業だが、これがこのところ、中国の都市部の飲食やスーパーマーケットで革命を起こしている。
良くも悪くも、新しい福祉の形を欧米は作ることができなかった。
ITによる監視社会なんて・・・と思うかもしれないが、実のところ、医学が防疫を理由に行う行為も似たようなもんだしさ。
と、いうか、中国よりイギリスやアメリカの方がやはり監視カメラが多いわけだよ。
イギリスって確か世界で最も多く監視カメラがあるらしいからねぇ……。
てか、NECとかが宣伝している、ITによる便利な社会像って、それが資本主義国なら「便利ー ステキー」なんか? って話だよ。
アメリカの囚人の数って、中国とロシア足した数より多いんだよ?
資本主義とむすびつく方が怖い気がするんだよなぁ。刑務所ですら民営化されていて、信号無視ぐらいで投獄されるような国では特に。
ちょっとSFじみてるけど、20代女性の労働者が欲しかったら、20代女性がなんらかの法を犯したら、どんな微罪でもしょっぴけばいいわけでさ。
そも、ITとグローバリゼーションなんて、アメリカにとって最も便利なシステムだったはずなんだよ。
GAFAとかいって浮かれてたじゃん。コロナの前は。
さも、カルフォルニアのエリートになれりゃ、人生最高! みたいな感じだったじゃん。
でも、グローバリゼーションがパンデミックを起こす、ってずっと言われてたんだよ。
で、起きたじゃん。
コレって予言でもなんでもなく、科学的に言われてきたことなんだよ。
で、アメリカが最も被害が多いと。