忍者ブログ

猫柳草庵

猫柳の隠れ里にある、庵です。 よろずのことを語るブログです。 政治やら思想やら宗教の話もするから苦手な人はスルーしてね。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

現在、新しいコメントを受け付けない設定になっています。

色と形 

アカデミックな絵とはなにか、アカデミックな絵の世界ではなぜデッサンが重要なのか。
 どうもこれ、理論的な話で、
 形か色か、という二項対立をして、形の方が大事だから、っていうことらしい。
 もっと簡単にいうと、色をドベっと塗ったら、そこにすでに形が生まれる。形のない色はないが、色のない形はある、ということらしい。
 つまり、色<形っていうことだ。
 
 と、いうことで、印象派は脱アカデミズムをしたいから、色にこだわるんだね。
 
 不思議だなぁ、と思うのは、ここのところ、
 形を絶対に正しく記録できるはずの写真が色にこだわり
 それをしなくていいはずのイラストレーションや漫画がいようにデッサンに拘っている、気がすること

 そもそも、漫画描きほど、デッサンにこだわるが、漫画にデッサンは必要なのか? というのは重要な問題だと思う。
 そもそも、漫画のデッサンってなんだろう。
 当然、学術的な意味でのデッサンではなさそうだ。

 では、一番矛盾なく形を取れる技法は何か。
 それは3DCGではないか?
 しかし、コレが厄介だ。
 確かに、形はそうなのだが、これが、一切「それらしく見えない」のだ。
 ライトを適切に当てていない、何一つテクスチャー を指定していない。
 その状態のオブジェクトは、なんていうか、この世のものに見えない。
 数学的には正しいはずだ。
 人間の目はちゃんと形を追えていないのがわかる。
 錯覚だらけだ。
 3DCGをあれこれいじった結果、思ったことは、人間の目の不確かさであり、人間が見たいと思っているものの情感性だ。
 人間なんてモデリング してみると違和感の塊。
 あー、もういや。
 描いた方が早い。
 人間に見えない。
 感情が入ってないからだ。

 人間は 情感を見たいのであって、正しい形をみたいわけではない。


 で、話は変わるが、日本で最も3DCGをうまく使っている漫画は『喧嘩商売』『喧嘩稼業』だと思う。
 
 『喧嘩商売』『喧嘩稼業』おもしろいねってだけの話でした。

 何にそんなにハマったのかそのうちダラダラかくよぅ。

拍手[0回]

PR

コメント

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

プロフィール

HN:
猫柳
Webサイト:
性別:
非公開
自己紹介:
pixivやってます
猫柳

最新コメント

[06/17 東夷の倭人]
[02/03 ヘルニアン]
[12/27 東夷の倭人]
[11/11 猫柳]
[11/11 東夷の倭人]

フリーエリア

ブログ内検索

P R