2、3世紀のローマ帝国の宗教事情を調べていたんだけど、ちょっと複雑すぎなーーーい?
(ようは、パルティア(大月)を通じて中国韓国日本っていうルートで入ってきた宗教や思想のことをまとめようとしていた)
特にローマ セウェルス朝のカラカラ帝な。
すっごいのはそのカーチャンにして巫女 ユリア・ドナムな。
要はこの人、フェニキア人で現在のシリアに拠点があって、カラカラ亡き後、妹の孫であるヘリオガバルスを皇帝の子孫だと言い張って即位させる。つまり、キングメーカーなのだ。
その宗教改革は露骨すぎるほど露骨。
ローマの主神ユピテル神殿をのっとり、ウェスタの巫女を妻とし、紫色の神官服を着る。
これら全てはフェニキア人がローマ人の上に立ったと示すようなものだ。
ここら辺で、ローマ人が中心に作ってきたローマ帝国を、特定の宗教と信仰の人たちが乗っ取ろうとしているのがわかるのだが……。
彼女らの拝んでいた太陽神 エル・ガバル信仰っていうのがよーく分からん。
で、エル・ガバルってなんだって話。
こういう疑問を持った時、大学図書館行けると楽なんだよ。
いけないから、wikiに頼るぞ。wikiでは日本語がないので、英語を読んでみる。今のシリアのホムス(Emesa)でまさに1世紀から2世紀に行われていたカルト信仰(で、アラビア語の
"Ilah Al-Gabal" のことらしい。なんのこっちゃ。で、これがwhich is Arabic for "God of the Mountain."らしい。つまり、アラビア語で 山の神。
太陽じゃねーの?
なんかやな予感してきたな。
でこれが、"lord", or Ba'al, of Emesa.のことだという。つまり、ホムスのロードまたはバアルのこと。
バールじゃねーか、バールじゃねーか、バールのようなものじゃねーか。(マジでバールだよ)
なんだ、これ、エル・ガバルなんていうから分からんのじゃ。これをちゃんと英語版ウィキのように、今のホムス 当時のエメサでのバアルのことと書けば簡単な話じゃんか。
ままま、まだまだ謎があるんだがね。
ミトラってなんなの?