この二つが気がつかないうちに戦争しているのが今の日本。
そもそも、自由な民主な党が全く「企業ファシズム党」だったので、この戦争は70年続いていると言うことになる。
そもそも、自由主義と企業ファシズムでは、理想とされている人物像が百八十度ぐらい違う。
なんで、どう言う人間を奨励していいかわからないまま教育行政は改革され、子供は子供でどうしたらいいのかわからないまま大人になり、大人は大人でどう生きていったらいいのかわからないまま生きる。
日本はそう言う国。
有り体に言えば、自由主義の想定する人物は極めて個人主義的な、個として自立した人物のはずであり、新自由主義においては、その上に、マキャベリズム的な計算高さも必要とされる。
しかし、企業ファシズムにはそんなもんいらないわけです。
それこそ、企業戦士こそが理想なわけです。会社を裏切りかねないマキャベリは必要ない訳です。
むこうが「君の年棒に今の倍出す! どうだね?」と言おうが「会社に忠誠を誓っていますので」とか言う奴こそが、企業戦士。企業戦士イズムを武士道とか言い換えてはぐらかしているのが現代日本。
今回のワクチンで明るみになったのは、ワクチンがコロナに有用かそうでないか、ではなく、医療関係者以外の”職域接種”という、これぞ企業ファシズムというようなことが平然と行われるような国だと言うこと。
新自由主義と言う名前の言い訳で、使い捨てにされてきた人々は、ワクチンのために炎天下で延々とならばされる国だということ。
企業ファシズムだなぁ……。