そもそも、九十年代後半から、自由主義史観批判をもっと多方面から行うべきだった。
これが、つくる会とネトウヨ思想のイデオロギーだからだ。
もう話は二十年以上前に遡るような話である。
同時30代だった学者は60代手前である。
ただ、自由主義史観が敵としていたのか、マルクス史観であったため、ヘゲモニーを握りたい研究者がわらわらよっていった。
で、政治にすりよっていった。特に教育関係だ。
日本会議やらバカ政治家のバカ発言は批判しても、そもそもだれが彼らに入れ知恵してるのかは批判しない。
千人計画のデマも吹き込めるのは学者だ。
これが、まだ、真実ならいいが、ほんとにしょーもない嘘なのだ。
他国の研究者と交流するの当たり前のことである、とか、そもそも日本の理工学が中国に優っているわけではないとか、そう言うことならまだ良い。
千人計画のデマが厄介なのは、日本が負けているのは経済だけで、研究分野では優っているという印象を政治側が持つことだ。
これが、本当に嘘なのだからしょーもない。
そもそも世界と比べて、学生の頭、研究水準、研究環境、政府のバックアップ、からして、日本なんか今時お呼びじゃないというぐらいの感覚が正しい。